受験勉強に効く神アプリ「zuknow」がサービス終了!後継アプリは何が良い?
私の生徒の多くが使っている「zuknow」というアプリが、この度サービス終了することになりました。非常に非常に残念です。ここでは、今までの感謝をこめてzuknowの素晴らしさを振り返り、合わせて、後継アプリとしてどんなものが有効かを考えていきます。
目次
zuknowとは?
学習アプリzuknowとは、端的に言えばこれはスマホやPCで使える、チェックテストアプリです。特に高校生の英単語や古文単語暗記の定着チェックに非常に重宝しておりました。zuknowの特長は沢山あるのですが、
シンプルで使いやすい
zuknowはユーザーインターフェースが洗練されていて、見やすく使いやすく、快適に使用できておりました。
スキマ時間を有効に使える
チェックテストの問題数を指定できたり、一問の回答時間制限を設定出来るなど、短時間で効率的に勉強するための様々な工夫があり、スキマ時間を有効に使える優れたアプリでした。
登録問題数が多い
zuknowの一番の魅力はここだったかも知れません。ユーザが自分で登録したデータを他のユーザにも公開することができるので、例えば「システム英単語」で検索してみると、この単語集からを登録した問題データが沢山見つかります。(もしかするとこれが、サービス終了の遠因ともなった可能性があるのですが、その点については後述します。)自分でデータを作らなくても勉強が始められる、という間口の広さが、zuknowの大きな魅力でした。
なぜサービス終了になったのか?
それでは、なぜこの優良サービスが終了することになってしまったのでしょうか?
収益にならない?
このサービス継続が困難になったのは、収益性の問題でしょうか?でも、正確には存じませんが、数十万以上のユーザがいて、60000以上の無料教材が登録されている超優良アプリが、果たして収益にならないなんてことがありうるのでしょうか?無料アプリではありますが、少々の広告を入れるだけで、少なく見積もっても年間数億の広告収益は簡単に得られると思うのですが現実はそんなに甘いものではないのでしょうか?
「有料化しても良いから使いたい!」と言った声も多く聞きますので、有料化という方針もアリと思います。私ならば月500円とかワンショット3000円でも使い続けたいですね。
他社に売却する予定がある?
次に考えられるのは、何らかの理由でzuknowの運営母体が変わらざるを得ない状況に陥っているということ。zuknowというサービスが他社に売却されたり、あるいは運営しているビズリーチ社自体が買収されたりする関係で一旦サービス終了という判断に至ったという可能性も捨てきれません。
「他社がサービスを引き継いで欲しい」なんて声もよく耳にしますので、zuknow2あるいは新zuknowのようなサービスが登場することになれば大歓迎されることでしょう。
著作権の問題で終了せざるを得ない?
これが一番の問題なのかも知れませんね。ユーザは、例えば「システム英単語」の単語と訳を登録して問題を作成します。同書籍の購入者でチェック問題としてzuknowを使用する人が増えた場合、結果的に姉妹書籍の「システム英単語チェック問題集」が売れなくなったり、公式アプリである「システム英単語Check」が売れなくなったりしてしまいます。さらには「システム英単語」を買わなくてもある程度の英単語の勉強が出来てしまうということにも繋がるので、書籍や関連アプリの売上に影響が出てしまうことになります。
書籍の一部が公開・共有され、さらにそれが書籍等の売上にまで影響するとなれば、出版社は黙っていられませんよね。公開範囲を限定することや、登録ルールを厳密にすることである程度は制限を掛けることもできるでしょうが、登録されたすべての問題を目視でチェックすることはできませんから、報告があったもののみチェックして削除する、という後手後手の施策しか取れず、某動画サイトのように事実上無法地帯ということになりかねません。対応コストも膨大になってしまうので、撤退という判断をしても不思議ではありませんね。
後継候補はどんなものがあるか?
それでは、今までzuknowを使っていた人は、今後何を利用すれば良いのでしょうか?現在複数の有力候補があり、調査中ですので近いうちにまとめます。お楽しみに!