家庭教師なんていらない
2017/07/22
ども、はじめまして、プロ家庭教師のKと申します。
私はプロ家庭教師でありながら「家庭教師不要論」を唱えています。一見矛盾しているように感じられがちですし、誤解されることが多いので、このページで詳しくご説明します。
まずは軽い自己紹介
私は10年以上家庭教師をやっており、ココ数年は専業で、小学生から高校既卒者まで、英語数学現代文古文漢文から化学物理生物まで、多くの教科を指導しています。何でもやりたいタチなので、毎年毎年興味に応じて勉強し、どんどん指導教科が増えてきてしまいました。各科目を高いレベルで教える知識を備えておくのはなかなかの労力を要するのですが、この歳になってどんどん勉強が楽しくなってきてしまい、毎年新しいことを学び続けるのがもはやライフワークと化しています。
何か一つの科目に特化した家庭教師も素晴らしいと思いますが、高いレベルで何でも教えられる家庭教師の方がバリューは高いと感じます。なんて言うと、科目特化形の優秀な諸先生方を敵に回してしまうかも知れませんね。。。ジェネラル志向だからと言って質の高い知識を教えられるようになることを放棄してしまうと中途半端な家庭教師になってしまうので、教えるからには高いレベルを目指すべきと考え、オールマイティで最強の家庭教師を目指し日々精進しています。
家庭教師不要論
まず誤解して欲しくないのですが、私は「家庭教師は世の中に不要だ。」と言っているのではありません。ある一定時期や、ケースによっては家庭教師が必要な場合はもちろんあります。
短期間に成果を出さなくてはならない場合はマンツーマンで最短経路を教える家庭教師の存在は有益ですし、一人で勉強する習慣が身についていない児童や生徒の場合は一定期間家庭教師が勉強法(独学法)を叩き込むことが効果的です。
では「家庭教師不要論」とはどういうことなのか?
それは「家庭教師の力を借りずに独力で勉強できる、一人前の受験生になって欲しい」ということです。そのような生徒を育てて早く家庭教師を卒業してもらうことを念頭に、日々の指導に当っています。
これは自分のお客様である生徒を失うことに直結するため、ビジネスとしては自分の首を締めることになってしまうのではないかと思われるかも知れません。しかし、実はこれが逆に、家庭教師としての価値を高めることに繋がるのです。(これについて、詳しくは、同業者向けコンテンツとしてどこかでお話しようと思います。)