こんな家庭教師になりたい!
2017/07/22
家庭教師に必要なものは何でしょう?
自分は将来的にどんな家庭教師になりたいのか、考えてみたいと思います。
目次
教科・科目知識について
まずは、家庭教師に必要な素養として、指導教科(科目)とその指導レベルというものを考えてみます。
指導科目
現状の私の指導教科は、中学生は全教科(国語・社会・数学・理科・英語)、高校生は国語(現代文・古文・漢文)、数学(数学I、数学A、数学II、数学B、数学III)、英語(英語表現、コミュニケーション英語)、物理、化学、生物、日本史、地理といったところ。ほとんどの生徒は私一人で教えておりますが、教えられない教科(例:世界史、国公立大学の二次試験での生物など)や指導時間を確保できない場合(例:○曜日のxx時という希望が重なった場合)は他の家庭教師を紹介したり、他の家庭教師とタッグを組んで指導するなんてこともあります。(指導歴が長いと、安心して生徒を任せられるような、志を同じくする家庭教師と出会えるものです。)
指導レベル(科目知識)
しかし家庭教師には、指導科目を増やすこととは別に、指導レベルを上げる(科目知識を深め、より高難度な入試にも対応できるようになる)という方向も必要です。例えば化学をセンターレベルまでは教えられる先生は多いですが、京都大学理系の二次試験に対応できるレベルまで教えられるという先生は比較的少ないはずです。
この2つの命題(指導科目の幅を広げる、指導レベルを向上する)を限られた時間内で同時に両立することはできません。両方を同時並行的に行うのではなく、優先順位をつけて取り組むべきと思います。私は、当面は指導教科を増やすことよりも指導レベルの向上にまずは力を入れようと考えております。
教科・科目以外の知識
受験知識
次に家庭教師に必要なものは、受験に関する知識です。生徒が受験する高校・大学の入試制度についての情報はもちろん、センター試験や各大学個別入試の過去問の研究などもとても大事ですし、ときには奨学金に関する情報や入学後の生活に関するアドバイスなども求められる場合があります。
勉強法知識
そして、忘れてはならないのが、勉強法に関する知識です。単語や公式の覚え方、ノートの取り方、効率の良い復習方法、便利な受験ツールの使い方、参考書の選び方、効果的な時間の使い方、モチベーションのコントロール方法、受験までのスケジュールの立て方など、総合的な知識・経験が求められます。